エクステリア工事のメリット・デメリット 施工の事例からポイントを解説

建物の外にある庭や壁などの工事を指す「エクステリア工事」。生活を楽しみ、くつろげる住環境を整えるためには、建物内だけではなくエクステリアにもこだわりたいところです。

エクステリア工事には、いくつかの種類があります。今回は、その中でも施工事例の多い土間コンクリート、ウッドデッキ、フェンスについて、そのメリット・デメリットをご紹介します。

土間コンクリート

エクステリア工事の代表的な施工のひとつに、庭や駐車場の土間コンクリート打設があります。ここでは、土間コンクリートのメリットやデメリットを見ていきましょう。

土間コンクリートのメリット

土間コンクリートのメリットのひとつは、コンクリート敷きになることで敷地内に土の部分がなくなり、雑草が生えなくなることです。砂利や芝生の場合は、繰り返し生えてくる雑草を手入れしなければならず労力がかかりますが、土間コンクリートであればその必要がなく大幅にメンテナンスの手間が省けます。

また、コンクリートは耐久性が高いため、特別なお手入れをしなくてもきれいな状態を長く保つことができるという特徴があります。きちんと排水口を設置しておけば、水たまりができて庭が水浸しになるといったトラブルも防げるでしょう。

さらにコンクリートは、自転車や自動車だけでなく車いすでの移動もスムーズになります。土間コンクリートはバリアフリーなエクステリアに適しているだけでなく、雨の日に泥はねが起こり、歩く人や車などが汚れないこともメリットだと言えます。

土間コンクリートのデメリット

土間コンクリートは、夏の照り返しが厳しく、その周辺がとても暑くなるというデメリットがあります。特に直射日光がコンクリート面に当たると高温になりやすく、それにともない周辺の空気にも熱を帯びるため、より暑く感じられるのです。コンクリート面の温度上昇が気になる場合は、打ち水をすることで多少の緩和が期待できます。

また、コンクリートを庭一面に敷くと、エクステリア全体が無機質なイメージになることもデメリットのひとつ。ナチュラルや優しい印象のエクステリアにしたい場合は、植栽コーナーと上手く調和させるなど、自然を感じさせる工夫が必要です。

さらに土間コンクリートは、費用面でも注意点があります。もし将来、更地に戻したい場合に、撤去費用がかかることは大きなデメリット。コンクリートを剥がして、さらに廃材として処分するのに人件費や処分費用などが必要になることも考慮しておきましょう。

ウッドデッキ

室内と屋外を緩やかに繋ぐウッドデッキも、人気のエクステリア施工です。ここでは、ウッドデッキのメリットやデメリットを見ていきましょう。

ウッドデッキのメリット

ナチュラルな雰囲気で室内と屋外を緩やかに繋ぐウッドデッキ。室内の延長線上にあるため「もうひとつのリビング」として使うことができ、暮らしに開放感をもたらすこともウッドデッキのメリットです。リフォームや新築時にウッドデッキを希望するご家庭も多く、下記のような多彩な使い方に注目が集まっています。

・ウッドデッキでホームパーティを楽しめる(バーベキューやカフェタイムなど)

・洗濯物を干すスペースとして活用できる

・子どもやペットが安心して過ごせる遊び場になる

・季節の草花をコンテナなどに植えて、気軽にガーデニングを楽しめる

ウッドデッキは、住空間に広がりをもたらすだけでなく、室内に光や風をより多く取り込めることもメリット。都心などで敷地面積が狭く庭を持てない場合も、ウッドデッキがあれば屋外の気持ちよさを感じられる豊かな住まいをつくることができます。屋外にプライベートスペースを持つことで、ライフスタイルがよりアクティブに変化していくことでしょう。

ウッドデッキのデメリット

多くのメリットがあるウッドデッキですが、定期的なメンテナンスやウッドデッキ下のこまめな掃除など、維持に手間がかかるというデメリットがあるのも事実です。

特に天然木でつくられたウッドデッキは、素材選びや施工後のメンテナンスにも注意が必要です。もともと腐食しにくく防虫作用を持つ素材を選んだり、天然木のウッドデッキに起こりがちな反りやひび割れを定期的にチェックしたりすることが、よい状態を長期間キープするためのポイントになります。

またウッドデッキを設置するためには、ある程度のスペースが必要になります。ウッドデッキの一般的なサイズは横幅が約2.5mで奥行きが約2mとなっているため、設置場所の広さと照らし合わせて、どのようなウッドデッキを取り入れるのが適切かをよく検討しましょう。

フェンス

フェンスのメリット

家族が安心して生活するために、プライバシーが守れる環境づくりをすることは欠かせません。フェンスを設置することで、隣家や通行人からの視線を遮りプライバシーを確保することができます。

また、フェンスの種類や施工の方法によっては目隠しをしながら採光や通風も確保できるというメリットがあります。フェンスを適切に設置することで、カーテンを開け放って過ごす時間や庭など屋外に出る機会も増え、暮らしがより快適になることでしょう。

さらにコンクリート塀やブロック塀よりもやわらかな印象を与えるだけでなく、コストを下げることができるのもフェンスのメリットです。掃き出し窓の前など、気になる部分にだけフェンスを設置することもできるので、予算を最小限に抑えることができます。

フェンスのデメリット

フェンスの施工方法によっては、圧迫感が出てしまうことはデメリットのひとつ。近隣からの視線は遮ることができても、日当たりや風通しまでも悪くなり暮らしに影響がでてしまうこともあります。

設置後に後悔しないためにも、日当たりや通風を考慮したフェンスの高さや形状、適度にすき間のあるデザインを選ぶといった対策をしておきましょう。特に風通しに有効なのは、ルーバータイプのフェンスです。完全に目隠しできるフェンスに比べ、ルーバータイプは、風が抜ける場所が確保されており通風に役立つだけでなく、台風などの風の影響を和らげることも期待できます。あなたの暮らしや希望に合ったフェンスの種類を選んでみてください。

まとめ エクステリア工事はレバレッジハウス (MADOショップ平塚西八幡店)

今回は、土間コンクリート、ウッドデッキ、フェンスのメリット・デメリットをご紹介しました。それぞれの特徴を知ることで、デザインだけではなく機能面も含めてエクステリアを選ぶことができるはずです。理想の住まいに合う、エクステリア選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。あなたもぜひ、エクステリア工事をご検討の際は、施工実績豊富なMADOショップ湘南西八幡店へご相談ください。

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