洋風すだれ アウターシェード

夏が近づくと、室内の暑さに悩まされるご家庭が一気に増えてきます。エアコンをつけてもなかなか冷えない、午後になるとリビングがサウナのようになる、電気代が心配になる――その原因の多くは「窓から入る日差し」にあります。

住宅に侵入する熱のうち、最も割合が大きいのは窓からの熱取得だといわれています。特に南面や西面の大きな掃き出し窓は、夏の強い日差しをまともに受け、室温上昇の大きな要因になります。そこで注目されているのが、外側で日差しを遮る「アウターシェード」という選択肢です。

春の日差しでも十分熱中症になりうる?

近年温暖化の急加速により体感では10月終わりくらいまで暑い日が続くイメージです。更に、寒くなったと思うのもつかの間3月には汗ばむ陽気の日もちらほら出てくることでしょう…

先日も、春一番が吹いたなんてニュースを聞き散歩をしているとほとんどの人が上着を片手に歩いていました。また、半袖姿の方も見ました。

近年の夏は本当に危険なほどの暑さです。冷房を付けるだけでは心もとなくなってくるほどの暑さ。

夏には熱中症のニュースも連日流れる事でしょう。夏本番になる前に早め早めの行動が大切です。


アウターシェードとは何か

アウターシェードとは、窓の外側に設置する日よけスクリーンのことです。室内カーテンやブラインドとは異なり、窓の“外”で直射日光を遮ることが最大の特徴です。洋風すだれと言うとイメージし易いかもしれません。

太陽の熱は、ガラスを通過して室内に入ってからカーテンで遮っても、すでに熱エネルギーは室内側に入り込んでしまっています。一方、アウターシェードはガラスの外側で日差しをカットするため、室内に侵入する前に熱を抑制できます。これが、夏の遮熱対策として非常に効果的な理由です。

なぜ「外側」で遮ることが重要なのか

日差しを遮るというと、まずカーテンやロールスクリーンを思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、夏の強い日差しは想像以上にエネルギー量が大きく、ガラスを通して室内に入った時点で室温上昇に大きく影響します。

外側で遮るアウターシェードは、日射熱の大部分を窓の外でカットします。その結果、室内温度の上昇を抑え、エアコン効率の向上にもつながります。エアコンの設定温度を下げすぎなくても快適に過ごせるため、電気代の節約効果も期待できます。

特に西日対策としては非常に有効です。午後の強烈な西日がリビングや寝室に差し込む場合、アウターシェードを下ろすだけで体感温度が大きく変わります。

代表的な製品例

アウターシェードの中でも広く採用されているのが、YKK APのアウターシェードです。住宅用窓まわり製品を多数展開するYKKAPが提供する日よけ商品で、既存住宅への後付けにも対応しやすい設計になっています。

操作方法は簡単に引き下ろせるタイプで、使わないときはすっきり収納できるため、外観を損なわない点も人気の理由です。

夏の強い日差しをやわらかくする効果

アウターシェードは、完全に真っ暗にするものではありません。メッシュ状の生地を採用していることが多く、視線を適度に遮りながらも光をやわらかく取り込みます。

直射日光はカットしつつ、外の明るさや気配は感じられるため、閉塞感が少ないのが特徴です。リビングで過ごす時間が長いご家庭や、小さなお子さまがいるご家庭でも、快適に使うことができます。

また、テレビ画面の映り込み防止にも効果があります。日中の映り込みが気になってカーテンを閉め切っていたご家庭でも、アウターシェードなら明るさを保ちながら視認性を確保できます。

住まい全体の温度バランスを整える

夏の暑さ対策は、エアコン性能だけに頼るものではありません。建物の外側でどれだけ熱を遮るかが、室内環境を左右します。

屋根や外壁の断熱性能を高めることも大切ですが、リフォームとして手軽に導入しやすいのが窓まわり対策です。アウターシェードは比較的短期間の工事で設置でき、住みながら施工が可能なケースも多くあります。

特に二階の寝室や子ども部屋は、昼間に日差しを受け続けて夜になっても熱がこもりがちです。日中の熱取得を抑えることで、夜の寝苦しさ軽減にもつながります。

紫外線対策としての役割

夏の日差しには大量の紫外線が含まれています。紫外線は肌への影響だけでなく、家具や床材の色あせ、カーテンの劣化などの原因にもなります。

アウターシェードは紫外線を大幅にカットするため、室内インテリアの保護にも効果的です。特に南向きの大きな窓がある住宅では、数年単位で見るとその違いがはっきり現れます。

風を取り込みながら遮るという発想

アウターシェードの魅力は、単に遮るだけでなく「風を通す」ことにもあります。メッシュ生地により通気性を確保しつつ、直射日光をやわらかく抑えるため、窓を開けた自然換気との相性が良いのです。

夏の朝夕など、比較的涼しい時間帯にはエアコンに頼らず風を取り入れたいもの。アウターシェードがあれば、日差しを気にせず窓を開けられるため、自然の風を上手に活用できます。

デザインと外観への配慮

外観に影響する設備だからこそ、デザイン性も重要です。アウターシェードはカラー展開も豊富で、外壁やサッシ色に合わせて選ぶことができます。

使用しないときはコンパクトに収納されるため、住宅の意匠性を損なう心配も少なく、シンプルな外観を保てます。近年は新築時だけでなく、既存住宅の暑さ対策リフォームとしても採用が増えています。

エネルギーコスト上昇時代の賢い選択

電気料金の上昇が続く中、冷房効率を高める工夫はますます重要になっています。アウターシェードは機械設備ではなく“受動的な遮熱対策”です。電気を使わずに日差しを遮るため、ランニングコストがかからない点も大きなメリットです。

日差しを遮るというシンプルな仕組みですが、その効果は体感的にも数値的にも大きな違いを生みます。夏の室内環境改善を考えるなら、まずは窓の外側に目を向けてみることが大切です。

まとめ

夏の強い日差しは、住まいの快適性を大きく左右します。エアコンだけに頼るのではなく、窓の外でしっかり遮るという発想が、これからの住まいづくりには欠かせません。

アウターシェードは、

・日差しを外側で遮る

・室温上昇を抑える

・紫外線をカットする

・風を通しながら快適性を保つ

・電気代削減につながる

といった多くのメリットを持つ、夏対策の強い味方です。

年々厳しさを増す日本の夏。日差しを上手に遮りながら、明るさと風を取り込む暮らしへ。アウターシェードは、住まいの快適性をワンランク引き上げる、実用性とデザイン性を兼ね備えた遮熱アイテムです。

この夏、窓まわりからはじめる暑さ対策を、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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