湘南エリアは、海の近くで穏やかな気候に恵まれた人気の住宅地です。
海風が心地よく、開放的な窓から光や風をたっぷり取り入れられる住まいが多い一方で、
その「窓まわり」が侵入のリスクポイントになってしまうことがあります。
実は、空き巣などの侵入被害の多くは、屋根や玄関ではなく窓からが多いのです。
特に、人目につきにくい裏側の窓や浴室・トイレの小窓などが狙われやすい傾向にあります。
「湘南防犯」という観点から見ても、窓の安全性を高めることはとても重要です。
🔍 なぜ窓からの侵入が多いのか?
住宅侵入の犯行手口で無施錠に次いで多いのが、“窓”のガラス破り。
ほんの数十秒で侵入されてしまうケースもあります。
近年、昼間に外出する共働き世帯が増え、人通りが少ない時間帯を狙われやすいという点でも注意が必要です。
「うちは平和な住宅街だから大丈夫」と油断していると、思わぬトラブルにつながることもあります。
🪟 面格子の役割と効果

そんな“窓まわりの弱点”を補うのが、面格子(めんごうし)です。
面格子とは、窓の外側に取り付ける格子状の金属部材で、
侵入者がガラスを破っても物理的に中へ入りづらくする効果があります。
アルミやステンレスなどの素材があり、住宅の外観や設置場所に合わせて選ぶことができます。
最近ではデザイン性の高いタイプも多く、防犯だけでなく見た目のアクセントとしても人気です。
🔧 面格子の種類と特徴
- 固定式面格子
最も一般的なタイプで、しっかりと壁に固定されているため強度が高く、侵入防止に効果的です。
浴室やトイレの窓に多く使われています。 - 可動ルーバー面格子
羽の角度を変えられるタイプで、風や光を取り入れながらプライバシーも確保できます。
湘南のように風通しを重視する住宅におすすめです。
面格子のタイプも縦格子や横格子、ラチス格子、井桁格子、など様々です。
🚨 防犯のポイント 〜面格子だけじゃない様々な防犯アイテム〜
防犯性を上げるものは面格子だけではありません。
特におすすめなのは、
- 面格子
- 防犯合わせガラス(割れにくい特殊フィルム入り)
- ダブルロックのクレセント錠
などを組み合わせた対策です。
さらに、センサーライトや防犯カメラを設置することで、
「侵入しにくい家」という印象を与えることができます。
泥棒は“時間がかかる家”を嫌います。
内窓を付けることでも2回窓を破らなくてはいけないという事で防犯になります。
面格子や防犯ガラスで、数十秒でも作業時間を稼ぐことで、侵入を未然に防ぐ効果が高まるのです。
一般的に防犯において、「5分耐久」がポイントです。
研究によると、侵入者が「5分以上」かかると、約7割が侵入を諦めると言われています。
💡 窓まわり防犯のちょっとした工夫
- 人目につきやすい環境づくり
植木や塀で窓を覆ってしまうと、かえって侵入しやすい環境になります。
見通しをよくして、周囲からの視線が届くようにしましょう。 - 補助錠の取り付け
窓を少し開けて換気したいときにも便利。防犯性能もアップします。 - 定期的な点検
面格子のネジが緩んでいないか、錆びていないかをチェック。
湘南の潮風は金属を劣化させやすいので、年に一度は点検を。
🌿 まとめ 〜安心して湘南ライフを楽しむために〜
海を感じながら心地よく暮らす湘南の家。
その快適さを守るためには、「窓まわりの防犯対策」が欠かせません。
面格子の設置は、見た目以上に確実な侵入防止効果を発揮します。
防犯は「備えた人」から安心が得られるもの。
小さな工夫が、大きな安心につながります。
湘南防犯の視点で、いま一度お住まいの窓を見直してみませんか?
暮らしの安全を守りながら、海風と光を楽しむ。
そんな“湘南らしい家づくり”を、窓まわりの防犯からはじめましょう。













